何事にも向き・不向きはある。それはスポーツ実況をするアナウンサーにもあると思う。
報道アナウンサーと実況アナウンサーの人気や特徴の違いはどこにあるのだろうか。
実況は主に男性アナウンサーのことが多い。
公共放送であるNHKの男性アナウンサーに的を当てて見ていきたい。
ネットでは、報道向きだと思うアナウンサーランキングなるものを見ることができる。
その上位に入る人は、声質、間の取り方、原稿の読み方など、技術的なことが考慮されて選ばれていた。
では、スポーツ実況アナウンサーの場合はどうか。
こちらは、選ばれた理由に技術的なことはあげられていない。アナウンサーであり、尚且つ好きなスポーツがあったり、過去に実況をしていた経験を持つ人が選ばれている。
NHKだけでなく、他局も含めたアンケート結果だと古舘伊知郎が一位であった。
この結果に又木祐治は納得だった。
古舘といえば、12年キャスターをつとめた報道ステーションのイメージが定着しすぎている。
彼は10年新日本プロレスの実況をしていて、そのときのボキャブラリーの多さは本当に凄いとしか言いようがないのだ。
久しぶりに彼の実況を聞きたくなってYoutubeを見たが、噛みそうな言葉をすらすらと言っているのを聞いて、耳が非常に心地よかった。
またいつか、彼の実況でプロレスを見たい。
