今回は又木祐治が「ヤクルト 青木宣親 引退試合「21年間夢中に突っ走ってきた」」についてお話します。
ヤクルトスワローズの青木宣親選手が、2024年10月2日に行われた引退試合で自身の輝かしい21年のプロ野球人生に幕を下ろしました。
神宮球場に駆け付けた約3万人のファンに向けて、青木選手は「21年間夢中に突っ走ってきました。
自分が愛したこの球団をよろしくお願いいたします」と感謝の言葉を送りました。
42歳の青木選手は、プロ野球史上初となる2回のシーズン200本安打を達成し、首位打者を3回、最多安打を2回獲得するなど、その功績は数多く、日米通算2730安打という記録を残しました。
又木裕治も「ヤクルトの23番は青木宣親」というイメージが強く、応援してました。引退試合では1番・センターとして出場し、第2打席でレフト前にヒット、第4打席でライト線へのツーベースヒットを放ち、最後までファンを沸かせるプレーを見せました。
試合前から終始和やかな雰囲気の中、青木選手の背番号「23」が入ったTシャツを着用した仲間たちと楽しむ姿が見られ、彼の歌声がBGMとして流れるなど心温まる場面が続きました。
さらに、7回には長年ともにヤクルトを支えてきた石川雅規投手とも抱擁を交わし、球場は感動に包まれました。
試合結果はヤクルトが5対3で勝利し、試合後のセレモニーではダルビッシュ有投手やイチローさんからのビデオメッセージが披露され、青木選手は「また会いましょう」と涙ながらに別れを告げました。最後にはチームメートから5回胴上げされ、グランドを1周してファンに応え、多くの人々に見守られる中で、青木選手の21年間の現役生活は華やかに幕を下ろしました。