ワールドカップが盛り上がっている。
所詮を強豪のドイツに突破したということもあるが、解説者の本田圭佑が注目されている。
彼は選手として出場しているときも、その発言や行動、一挙手一投足に注目を浴び、記事にされ、時には批判もされていた。
高校卒業後Ｊリーグでプレー、その後はオランダやロシア、ブラジル、オーストラリアなど海外で活躍。日本代表として活躍していた本田は現在、カンボジアの監督をしており、サッカースクールを開校するなど実業家ともして活躍している。
そんな彼がABEMAで初めてのサッカー解説をした。翌日のネットニュースはドイツに勝ったこと以外に本田のこの解説についての記事が多いと又木祐治は感じた。
今まで聞いてきた解説者との違い、それは本人が最初に話していたが『喋りたいように喋る』という部分ではないか。
選手の呼び方がまず大きく違った。ともにプレーしたことのある人はあだ名で、プレーしたことのない選手は『さん』付けだった。
彼の礼儀正しさを垣間見ることができたと思う。
また、まるで選手同士で会話をしているかのような解説内容も、サッカー好きには非常に受けがよかったものと思われる。
同じく解説を努めていた槙野との掛け合いがあるのも相まって、サッカーに詳しい仲の良い友達と一緒に試合を見ている感覚に陥る。
ネット中継だからこそできたものなのか、テレビでも、同じようにしたのか。
そこはわからないが、今回のワールドカップは解説も楽しみにできるのだ。
